2017-08

2016年通訳案内士試験対策で最も重要なポイントとは?

今年の通訳案内士試験の申し込み受付が7月1日で終了します。

独学での合格を目指して準備を進めている方も多いのではないでしょうか。

通訳案内士の資格制度自身がかなり怪しいですが、今年も何人か仲間が受験するので、今年の試験について考えてみました。



実際の勉強は別として、私は試験対策を考えるのが大好きです。

どう攻略するか、どう勉強を工夫するのかを考えるのが楽しいんですよね。


そんな私が、見誤ったのが去年の通訳案内士の試験でした。

想定範囲を超えた試験でした。

あんな難問出しやがって」と思ってました。


しかし、私は去年非常に重要なポイントを見落としていたのです。

それは通訳案内士試験のガイドラインの冒頭にある「目的」です。


私は、最初にある(1)目的 をちゃんと読んでませんでした。

今年のガイドラインの(1)目的には次のように書いてあります。

試験の目的は、「通訳案内士として必要な知識及び能力を有するかどうかを判定すること」であり、出題方針も通訳案内の実務に沿った内容とレベルの問題を出題することとする。」

とあります。


「通訳案内の実務に沿った内容とレベルの問題」です。


それを考えると、去年の富士5湖の並びの順番だとか、箱根観光の経路といった問題にも違和感がありません。

富士山も箱根も定番中の定番の観光地です。

昨年と一昨年の問題の違いを上記に照らし合わせて見れば、変更点は非常に納得できるものです。

またこの試験は国家試験なので、役人が制度設計を行ないます。

国家公務員は、税金の使い方について真摯に対応します。
彼らがガイドラインに「通訳案内の実務に沿った内容」と記載している限りそれから大きくそれることはありません。
日本の役人とはそういうものです。


そこから考えると今年も「通訳案内の実務に沿った内容とレベルの問題」が出題されるということになります。

日本史の問題はあまり変わりようがないですが、地理と一般常識は「通訳案内の実務」という観点が加わると全く変わります。

今まで出ていたような中学校の地理や公民で習うような事柄が出なくなるのは当然だったのです。
ガイドラインにも「中高の授業」といった表現は記載がありません。

例えば、以前は出ていた「地図記号問題」も出ないでしょう。

また一般常識では、「日本の政治制度(国会の制度等)」も通訳実務の優先度からは下がるのは当然です。


出ないと言うだけなら簡単なのでじゃあどうするか。

私ならこうします。


1.地理

去年の問題の傾向から今年の問題を予測し、絞った場所について仮想旅行します。
観光ガイドを使って

どうやっていくか、

行ったら何を見て、

何を食べるか、

を想像します(覚えます)。



絶対押さえるべき場所としては、

世界遺産全て
ゴールデンルートの観光地
北陸新幹線、北海道新幹線に絡んだ人気観光地
外国人に人気の場所(去年出たようなSnow monkeyの類い)
ジオパーク
国際会議の実施地域(伊勢志摩など)
日本人の視点での人気観光地だけでなく、外国人視点の人気観光地を洗い出すことが必要です。
例えば、私は全く知りませんでしたが、「秩父の火祭り」なんていうのも人気のようです。


2.一般常識

一般常識の時事ネタも以前出ていたような、文学賞の受賞者とか絶対出ません。
くどいですが、「通訳案内の実務」には関係が薄いからです。


重大ニュースとかで、Googleで検索して重要なニュースの中から観光(外国人観光客)に関連しそうなネタを拾い、そこを深く調べます。
ぱっと思いつくのは北海道新幹線伊勢志摩サミットです。

また国際会議で検索するとまた色々出てきますので、そういった所からもネタを拾います。

観光白書からは出ると明記されていますので、ここも押さえます。

一般のニュースは項目だけでなく、そこから一歩踏み込んで、周辺情報を集めることが必要です。

去年私は「燃料電池自動車をトヨタが販売開始」は予想しましたが、そのエンジン心臓部に「白金」を使っていることが問われるとは思っていませんでした。
深さは去年ほどではないと思いますが、一歩深い情報を集める必要があります。

また去年の問題では、相撲や花火について問われていましたので、「和食」、「華道」、「」といった事柄についてWIKIで調べてみることも必要だと思います。

範囲が広すぎるので、もう少し傾向が見えた方が取り組み易いとは思いますが、皆が出来なければ合格基準は下がるので、昨年の傾向を踏まえて上記のように自分で調べる努力をされた方が良いです。

去年の問題を見ながら、どんな問題が出るのか是非考えてみて下さい。

少なくとも日本史以外は一昨年までの過去問や傾向だけで勉強するのは止めた方が良いし、出ない範囲を勉強する必要はありません。


試験は、「試験を実施する側の意図」をくみ取り対応することも非常に大事なことだと私は考えます。

また、こういった事柄を学ぶことは、単なる資格取得に留まらない「学び」にもつながります。

ご参考になれば幸いです。



テーマ:英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | ホーム |  »

プロフィール

Hiroshi

Author:Hiroshi
2011年から勉強開始

2013年 TOEIC935
2013年 TOEIC965IP
2014年 英検1級(通算7回)
2015年 通訳案内士取得
2015年 英検1級奨励賞受賞

英検® 特化型塾サクシード

最新記事

最新コメント

カテゴリ

英検1級 (149)
英検1級2次試験 (44)
目標管理とか (22)
英語勉強法 (43)
英検準1級 (9)
雑記 (113)
オンライン英会話 (8)
音読 (7)
TOEIC (13)
通訳案内士 (18)
未分類 (12)

月別アーカイブ

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる